久能山東照宮 御鎮座四百年 徳川家康公の用時計

洋時計

家康公の洋時計

久能山東照宮が保管する1581年製「洋時計」は、内部機構と部品が16世紀からほぼそのままの状態とされ、国内のみならず世界的な希少価値のある文化財である。高さ21.5センチ、重さ2.8キロの真ちゅう製で、1581年にスペイン国王お抱えの職人、ハンス・デ・エバロが製作。1609年に千葉県沖で発生したスペイン船の遭難に対して、家康公は乗組員を手厚く保護し、船を新規構造して送り届けた。その家康公の外交姿勢(平和外交)に対して、スペイン国王は特使を立てて返礼し、当時としては最高技術の結晶であった機械時計を海を越えて贈り届けたのである。16世紀に製造された機械時計は3台が現存しているとされるが、所有者が徳川家康公であった「洋時計」は珍品中の珍品と言える。

近代以降、国内での分解調査が幾度か行われてきたが、2012年5月には、大英博物館のデービッド・トンプソン氏が来日して調査。同東照宮に8に届いた英文報告書によってその世界的価値が認められることとなった。
久能山東照宮博物館は、昭和40年に設置され総数約2000点の文化財を収蔵している。歴代将軍が奉納した刀剣・甲冑や徳川家康公のお手回りの品など、いずれも高い文化的価値を有するものばかりである。
展示は数ある優品の中から順次展示替えを行っている。

伝世の文化財の数々

久能山東照宮境内

博物館

久能山東照宮博物館

<博物館見学料金>
■大人 400円 ■子供 150円
  • 久能山東照宮社務所
  • 〒422-8011 静岡県静岡市駿河区根古屋390
  • TEL.054-237-2438 / FAX.054-237-9456
  • ホームページ:http://www.toshogu.or.jp

御鎮座四百年

久能山東照宮(くのうざんとうしょうぐう)は、静岡市駿河区根古屋に鎮座する、徳川家康公を祀る神社。晩年を駿府で過ごした徳川家康公が元和2年(1616年)に薨去した後、遺命によってこの地に埋葬され、幕命を以て最初の東照宮が造営された。50年に一度、社殿を始めとした諸建造物の漆塗り替えが行われており、平成18年に社殿の塗り替えが完了。平成22年、本殿・石の間・拝殿が国宝に指定 された。平成27年には鎮座400年を迎えるため、様々な催し物が企画されている。

社殿装飾となっている様々の極彩色の彫刻や絵は文化的な価値のみならず、生命の尊さの意味が込められた「司馬温公の甕割り」など、家康公から現代に生きる私たちへの大事な伝言が秘められているとされる。

宮司 落合偉洲より皆様へ

ぜひ久能山東照宮に足を運んで、徳川家康公からあなたへの伝言を受け取って欲しいと思います。また博物館では、家康公の学問や平和外交の足跡を語る貴重な文物が、あなたとの面会を待っています。

本殿全景

本殿全景

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